多くの人の言葉から
自分の世界を広げて
中島沙希さんが語る
除いたことで、生まれる余白
vol.11 後編
中島沙希 / モデル
福岡県出身。スカウトをきっかけに高校時代からモデル活動を始める。2017年より活動の拠点を東京に移し、雑誌・広告・WEBメディアなどで活躍。友人のモデル・ソニアから環境問題について教わる中で、“もしも自分の選択が少しでも未来をよくするのなら”というコンセプトのもと、自分にも地球にもやさしくなれる、サスティナブルな情報をシェアするプラットフォーム「EF.」を立ち上げる。2022年には「EF.」として初めてのイベント「ECO FRIENDLY MARCÉ」も開催。2022年の6月には、自身が所属するモデル事務所「TOMORROW TOKYO」が運営するフリースペース「Experiment」のプロデュースも始めるなど表現の場を広げマルチに活動。アートや読書、ドラマ鑑賞など多数の趣味を持つことや、思慮深く、哲学的な思考も注目され、さまざまな媒体で生き方について語る場も増え、反響を呼んでいる。
中島沙希さんのInstagramはこちら
多くの人の言葉から
自分の世界を広げて
モデル / 中島沙希さん
モデルの中島沙希さんの表現活動には彩りがある。
モデル友達のソニアさんと環境問題について話したことをきっかけに
自分と地球の未来のための取り組みを提案するプラットフォームメディアの運営をしたり、
環境問題をはじめ、カルチャーやライフスタイルについてまっすぐな言葉で発信することもある。
モデルとして表舞台で活躍する傍ら、自ら裏方に名乗り出て、
フリースペースのプロデュースもスタートさせた。
そんな中島沙希さんが新しいチャレンジをするとき、原動力になるのは“人”の存在。
後編では中島沙希さんが、輪を広げて色々な人と関わりを持つように心がけたお陰で
視野を広く持つようになり、自身にどんな変化を与えられたのかについて語っていただきます。
モデル / 中島沙希さんが語る
除いたことで、生まれる余白 前編はこちらから
いつでもどこでも、“私”らしさは変わらない
学生時代の自分と今の自分を比較して「昔は考え方の選択肢が少なくなりがちだった」と振り返る中島沙希さん。モデルという職業柄、毎日多くの人と関わり合う中で、視野の広がりに変化を感じたのだ。
「学生のときって学校という社会が人生の中心になるから、同じ友達とばかり会話する、という構図になりがちだと思うんです。それはそれでよいことだと思うのですが、モデルという職業を選んだことで、人間関係には広がりが出たと感じています。毎日違う現場に出向き、毎日違う人と会話するという生活は私にとても合っていると思うんです」
中島沙希さんは、どんな場面でもルールとして自分に課していることがある。
「どこにいても、誰と会っていても“私”でいることを大切にしています。人や場面に合わせて、緊張感もありますが、自分を作るのではなくて、素直な自分でいるようにしています。そのためか、誰と話していても、距離が近いと感じられることも(笑)」
出会った人たちが何かを発信する活動をしていれば、できる限りその主張に耳を傾けたいという中島沙希さん。
「クリエーターの友人の展示会などにも足も運び、みんなの思いを吸収しにいくのですが、毎回学ぶことが多いんです」
心を開いて欲しければ、まず自分から開く
中島沙希さんは、誰に対してもフラット。壁をつくらないタイプなので現場では自然とムードメーカーになる。
「心を開いて欲しい、と相手に思う前にまず自分から開く。“それって難しい”と思われる方は、挨拶を自分からする、ということから意識するといいと思います。それだけでもちゃんと相手を受け入れているサインになるから、距離を近づけられると思うんです。私はどんな方と話していても “同じ人間だ”と思うようにしているのでフラットでいられます。相手へのリスペクトも忘れずに向き合うことで、人見知りも気がつけば無くなりました」
常にオープンマインドな性格のため、周囲のひとたちは、中島沙希さんがどんなものに心惹かれるか、しっかり把握してくれているのだという。
「読書は好きだけど、アニメや漫画ってこれまであまり興味が向かなくて、ほとんど見たことがなかったんです。だけど友人たちが“この漫画、沙希は絶対好きだから読んだほうがいい”って推してきてくれた作品があって。読んでみるとハマる作品が多くて、大感動。“そう思ってくれているなら読んでみよう”と心が動く瞬間や好奇心を常に大切にしています。そうやって、自分の興味の幅を広げてくれるのもみんなのおかげです」
議論することでよりよい関係を築く
プライベートでは、ずっと仲良くしてくれている友人たちは大切にしつつ、輪を広げて色々な人と関わりを持つように心がけたお陰で、価値観に偏りがなくなったという中島沙希さん。友人たちは皆、芯がありながらも柔軟な生き方をしている。私に無いものを持っているので尊敬しています。
「私は何か悩んだら、必ず誰かに相談するようにしているんですが、10人に話せば10通りの答えが返ってくるんですよね。一人で考えていても答えが出ないタイプなので、信頼している友人たちの意見を聞いて、その中で自分が納得できる答えをまとめています。家族や友人、先輩たちの言葉が、私を導いてくれているなと思います」
話題のテーマになるのは、おおよそ “人対人のコミュニケーション”についてだという中島沙希さん。
「こんなとき、こうできたら良かったな。とか、なんでこんな風に思ってしまうんだろう?とか、なりたい自分になぜなれないのかという反省会をしています。そして、理想に届かないやるせなさごとみんな話せば理解し合える。話し合うことで絆が深まるし、気づき合い、気づかせ合えるから、一緒にいい関係をつくりあげることができているなと思います」
心は肌に現れるから 内面が満ち足りるほど美しくなる
中島沙希さんの開かれた生き方を、肌も体現しているかのよう。
「ナリス化粧品マジェスタの、Wクレンジングセラムとマッサージングパックはとてもお気に入りです。クレンジングを使ったあとって、肌に“何か残っている”と感じがちなタイプなのですが、このWクレンジングセラムは洗い上がりがスッキリするのにつっぱらず、とても気持ちがいいんです。マッサージングパックも、マッサージしながらパックまでできるのがいいですね。余分なものを取り除き、肌をまっさらにしてくれる感覚があります」
(左)マジェスタ マッサージングパック
(マッサージ・パック)80g
8,800円(税込)
(右)マジェスタ Wクレンジング セラム
(クレンジング・洗顔料)180mL
6,600円(税込)
最後に中島沙希さんの美の秘訣について尋ねると、答えはとてもシンプルで、本質を突いたものでした。
「心の状態って肌にそのまま現れると思います。なので、自分らしさを忘れないでいること。自分の心と向き合ってあげることが自分らしく輝く一番の美の秘訣だと思います」
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Staff
Photographer : Go Kakizaki
Writer:Ai Watanabe
Editor : Ayano Homma ,Marika Tamura (Roaster)
Director : Sayaka Maeda (FLAP,inc.)
Assistant Director : Mone Murata (FLAP,inc.)
Credit
CASCADES DRESS 70,400 yen / CFCL Inc.
POTTERY LUCENT CARDIGAN 59,400 yen / CFCL Inc.
Shop Info
CFCL Inc. support@cfcl.jp
日々の暮らしを少しだけ豊かにするヒントについて、素敵な方たちに語っていただきました。