宝塚歌劇団に伝わる
「ブスの25箇条」に学ぶ。
Beautiful habits
天真みちる/宝塚OG・エンターテイナー・脚本家
2006年宝塚歌劇団に入団、花組配属。
幅広い男役を演じ名脇役として脚光を浴びる。
2018年に同劇団を退団し、会社員を経て「たその会社」設立。代表取締役を務め、舞台、朗読劇、イベントなどの企画・ 脚本・演出を手掛ける傍ら、自身もMCや余興芸人として出演している。
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元宝塚 歌劇団・天真みちるさんに教えていただく「美人習慣」のコツ。
「清く、正しく、美しく」をモットーとする宝塚 歌劇団には、
「ブスの25箇条」という戒めが。
「ブス」と聞くとドキッとしますが、顔や姿の造形ではなく美しさの本質を問い、
人としてどうあるべきか説いています。
「見た目の美しさはタカラヅカでは当然なのですが、
おじさん役を演じることで真の美しさとは何か分かった気がします」と天真さん。
日常生活にすべてを取り入れるのは少しハードルが高いですが、
意識するだけでも印象美人に近づけるはず。
まずはブス見えしてしまう悪習慣をチェックしてみましょう。
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公式YouTubeチャンネルでは、天真さんのコメント動画もご覧いただけます。
Not beautiful...
感謝と感動の心がない
Michiru Tenma's VOICE
「タカラヅカは「挨拶に始まり挨拶に終わる」と言っていいほど、挨拶にとても厳しい文化なのですが、挨拶をすることで気持ちも切り替わるのでやはり大切だと思います。また、「ありがとう」や「おいしい」といった気持ちをきちんと言葉にして伝えることってすごく大事。「おいしいね」って言いながらみんなでご飯を食べると楽しいですし、ファンの方には感謝の気持ちをお礼状にして送ることで思いがちゃんと伝わるということを学びました。」
Not beautiful...
自信と希望が持てない
Michiru Tenma's VOICE
「自分に自信を持つことは難しいですが、自分の欠点もちゃんと受け止める努力をすれば克服できるんですよね。私たちもメイクをするときは鏡で見て満足するのではなく、客席からどう見えているか、周りと並んでどう映っているかを考えて完璧に近づけていく努力をします。
人と比べてイジけるのではなく客観的に自分を見ることができれば、もっとキレイになれるし、自信を持つことができると思います。」
Not beautiful...
謙虚さと協調性がない
Michiru Tenma's VOICE
「謙虚さがないからアドバイスを受け入れられないんですよね。アドバイスに対して「私できてます!」って言っちゃう人がいるんですけど、そうなるとだんだん何も言われなくなって結局損をするのは自分。選択肢は沢山あった方がいいと思うので、色んなアドバイスを言ってもらえるだけありがたいと思って受け入れた方が成長できると思います。」
Michiru Tenma's VOICE
「昔はダメ出しがダイレクトにメンタルに刺さっていたのですが、経験を積んで技術が身につくと、何か言われても違う手札を出せるので必要以上に傷ついたり悲観的になったりしなくなりました。傷つきやすい人には周りも気を遣いますから、なんでも経験して自分に自信を持てるようになればステキですよね。」
「私が思う「美人」は、他人の成功を心から喜んで賞賛できる人。それができるのは人と比べない強さをもっているからだと思うんです。つまり自信や希望があって、謙虚で前向き。ブスの25箇条の逆なんですよね。私もコンプレックスが沢山あるので難しいですが、少しずつでもできるように美人を目指していきます。」と、天真さん。
外見だけではなく内面からも、美人さは滲み出るもの。今回のチェックリストで自己分析し、ぜひ日々の美しさの参考にしてみてください。
宝塚OG・エンターテイナー・脚本家/天真みちるさんの
インタビュー記事〈人生には理由がある〉はこちらから
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