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2022.05.03

Move to my place

松田陽子さん

PEOPLE

自分らしくいられる
場所へ移住

Move to my place

除いたことで、生まれる余白
vol.02 ジュエリーデザイナー / 松田陽子さん 後編

この一年で環境の変化とともに、生活スタイルを切り替えた
ジュエリーブランド『BYOKA』のデザイナー松田陽子さん。
現在は東京で暮らしていますが、
東京での生活に限界を感じ今年の5月に軽井沢へ移住することにしました。
前編はこちらから

白い服を着た松田陽子さん

憧れだった軽井沢へ移住を決意

「東京で理想とするライフスタイルを送るのには限界があるなと感じたんです。ジュエリーブランド『BYOKA』を始めてから今の住まいに引っ越してきたのですが、手狭になってきたというか……。本当は住居兼ギャラリーが持てたらと考えていたので、その生活を実現させるためには東京では難しいなという結論になったんです。


東京での生活も好きですが、理想とする生活とは違うので、少なからず我慢をしながら暮らしているという状態が続いている。東京はなんでもありますが、決して便利というわけではないな、と。このスタジオみたいなゆとりある空間で暮らして、気軽にブランドの撮影もしたいと考えていたので」

「軽井沢ならではの高クオリティの生活を送りたい」と語る松田陽子さん

軽井沢ならではの高クオリティの生活を送りたい

軽井沢以外にも移住先を色々と検討していたのだとか。話を聞いてみると、軽井沢に決めたのにはさまざまな理由がありました。

「ブランドのギャラリー、アトリエを持つとなると集客のことを考えたとき、東京近郊がベストだと思いました。ただ、集客がメインではないのと、打ち合わせ等の利便性などを考えたときに東京との距離感も程よい軽井沢に決めました。

それに生活のクオリティは下げたくないと思ったのも大きいです。住みにくかったり、スーパーにあまり品揃えがなかったり……軽井沢には満足度の高いお店が多いのも決め手でした」

白いドレスの女性

「あとは感覚的な話になるのですが、ゆっくりお茶をするとかそういうのは東京でも出来ると思うのですが、景色のいいところでするのとはまた違った時間の使い方になるじゃないですか? 本当に感覚なのですが。
あと東京で生活していくなかで必要なものだけではなく、不要なものも見えてきたんです。実は、本当に必要なものってそれほど多くないのかなって。そこで大事だと思ったのが空間だったんです」

ちょうどコロナもあって移住する人も増えている中、松田さんは数年前から東京以外で暮らすことを考えていたのだとか。

「なんか流行りに乗っかった人みたいになってしまうんですが、コロナが騒がれる前から軽井沢に物件を見に行ったりしていて。探し始めていたときに緊急事態宣言が出てしまい、ようやくかたちになりそうで本当に嬉しいです」

「大切なのは自分に素直でいること」と語る松田陽子さん

大切なのは自分に「素直」でいること

松田さんのライフスタイルに憧れている読者も多いはず。生活をするうえで大切にしていることを聞いてみました。

「自分の気持ちに素直なのが一番ですね。やりたいこと、出来ることを、人目を気にし過ぎる事なく、順序立てて行動に移す事が大事なのかなと思います」

インタビューに答える松田陽子さん

「良い意味で向上心が強いのかな? 悪い意味で強欲なんです(笑)。やりたいことは全部したいですし、実際に実行しています。ちょっと違ったかな? ってこともあるんですけど、でも最後まで失敗を恐れずにやり遂げますね」


最後に、ナリスの美容理念である「除いて、与える」についても聞いてみました。

「除いて、与えるってつまり循環させるという意味もあるのかなと思います。循環ってお肌にもそうですけど、物理的にもとても大事なことだと思います。あとは精神的にも何かを捨てると楽になれることもあると思うので、とても素敵な理念だと思います」

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松田陽子 / ジュエリーデザイナー

松田陽子 / ジュエリーデザイナー

石川県金沢市出身。ミニマルで洗練されたデザインで人気を博している、ハンドメイドシルバージュエリー「BYOKA」のデザイナーとして活躍。ブランドのシーズンごとの方向性や、ビジュアルイメージなどのブランディングも行っている。
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Staff

Photographer : Mitsugu Uehara
Writer : Yuko Watari
Editor : Haruyo Sugie (Roaster)
Director : Sayaka Maeda (FLAP,inc.)